PANDEMONIUM/大混乱!?の現場から

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2008年 10月 03日

ドンズバ

ドンズバ_c0001419_1250378.jpg

先日のエントリー、ドンズバな上海古レンガについてメールでいくつかお話を頂いたので、

近づいたショットをもう一枚。

実は今違う現場でも色違い(赤褐色系)の古レンガを採用しています。

マンションのリノベーションで気をつけていることの一つに、水平方向のデザイン。

基本マンションの間取りは平面的にならざるおえませんので、

アイレベル(視界)へリズムを与える上でも、壁の材質選びは慎重になります。

言ってみれば壁に意味を持たせるわけです。

それが、「背景としての壁」なのか「人々を導く壁」なのか、「空間をまとめる壁」なのか・・・

今回の世田谷 M.K.I Apt.の壁は、「背景としての壁」です。

クライアントは、チーク材北欧系の家具のコレクターです。

もちろん普段使いで、家具はみなアンティークではありますが今も尚現役です。

それらを最初から意識してリノベーションを計画しました。

世田谷築30年マンション→北欧アンティーク家具→上海古レンガと、イマジネーションをループさせた訳です。

お引渡をして1ヶ月が過ぎたので、先日クライアントに住み心地は如何ですか?と御連絡を入れました。

「すっかり落ち着いて、快適です。」というお言葉を頂き一安心。

近々にお伺いさせて頂くお約束もしたので、次のエントリーはクライアントのリアルライフをご紹介させて頂きます。

by pandemic | 2008-10-03 12:48 | design-architecture


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