PANDEMONIUM/大混乱!?の現場から

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2004年 12月 15日

Andrew Pranoto との DINNER

僕自身、人に贈り物をするのは好きな方だ。とくにお世話になった方や大切な人への贈り物「=GIFT」は選んでいる時間も楽しいし、ラッピングに凝ってもらうのも好きだし、渡す時の緊張感なんてかなりドキドキもの。そして中身をみてくれた時の喜ぶ笑顔はもう麻薬だ。(これはお店づくりと同じ感覚)今回のブリスベン出張はオフィシャルには最後ということとお世話になった方々がたくさんいた為、日本で十分な準備をして出かけた。その中のひとりであるAndrew Pranotoは、オーナーの今現在所有しているお店をすべてデザインしている方で、このプロジェクト=「HANAICHI」においての僕の最も重要なパートナーだった人だ。最初は当然、デザイナーが2人存在するのだから打合せははぶつかるぶつかる。その間でオーナーには通訳までしていただいたりと本当に御迷惑をおかけした。(時折、オーナーは両者に気を使って通訳をしないこともしばしばあった。)アンドリューには工事の監理などをお願いしていたので、お一人で南アフリカのショップヒッター達(日本でいう工務店)の中での現場での苦労は相当であったはず。僕らの共通言語はもちろん英語だが言葉でデザインをするわけでもないのでやはりここではドローイング=図面がすべて。いきなり日本からきた若者!?を紹介されて、図面を渡され「こいつのデザインしたお店を作るのを手伝ってくれや」といわれりゃ戸惑うのは無理もない。そんな大混乱のなか、アンドリューは大健闘をしてくれた。工事の細かいディテールや施工精度はむしろその格闘の証。(勿論直して頂けるところは直して下さいとお伝えしてきましたが・・・)CGと比較していただければ御理解いただけるように、大満足の結果でした。(バーコーナーからの青いライティングは、それはそれはアンドリューが断固として折れませんでした。「ザッツ!オーストラリア テイスト」と・・・)
Andrew Pranoto との DINNER_c0001419_18315424.jpg

これは、ブリスベンの恋人達が集まるタンタラスの丘という夜景の綺麗なスポットにあるレストランでアンドリューの御招待で食事をしたあと頂いたシルバーのコインです。もらった時のリアクションは僕自身今回ばかりはかなり難しかった。(笑)

アンドリューはインドネシア人で50歳すぎのとっても素敵な「ゲイ」です。
レストランでの食事では僕の保身の為にオーナーも同席してくれた。晴れていればとっても素敵な夜景が望めたであろうが、プレゼント交換の時には外は台風のような強風と大雨。雨男健在です。帰る時のハグでは首筋に熱いキスを頂いたのはこれもまたGIFTといえるのかな?

by pandemic | 2004-12-15 19:32 | gifts


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