PANDEMONIUM/大混乱!?の現場から

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2006年 03月 13日

自己解体

自己解体_c0001419_1211366.jpg

解体とは過去に積み重ねた一つ一つの仕事をひとつひとつ逆戻りしていくということ。

大きな音もたてず、" きゅっ "" きゅっ " と釘を抜く鍛冶の音だけでするのが

本当の「解体」。


僕の敬愛する現場監督がおっしゃってました。

上原のマンションの解体現場は中国人やミャンマー人などのアジアな人たちは見当たりません。

若い監督見習いといつもの元大工の" むらい "爺。

監督見習いは28年前の仕事を学び感じ取り、爺はマイペースにこつこつと視野の広い動きで黙々と仕事をしていきます。

解体現場も僕にとっては最も大切な「創造の現場」です。



春の終わりには、これが本気のマンションのリフォームだ!!

っていう仕事を見せてやります。




しかしホントにそこらの不動産系のちんけなリフォームには辟易しますね。

気がついたら結局、新品の風呂とキッチン以外全部ぶっ壊しちゃいました。

まあまあいいんですよ、何せ自分の家ですから・・・(笑)

by pandemic | 2006-03-13 12:01 | 住宅草案


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