PANDEMONIUM/大混乱!?の現場から

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2008年 06月 25日

働く車

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僕の親父龍治は建材屋です。

いわゆる砂利砂屋と呼ばれ、10tダンプ(わかりやすく言うとタイヤが10本ついている車)に

自身の会社の看板を背負って朝から晩まで山から現場へ走り回ってきた人です。

僕は物心ついた時からその高い操縦席の隣に乗り込み、後部にある寝台などで昼寝しながら

家に寝に帰ることのしかない親父との時間を過ごしました。


その親父が念願の自身の会社の置場を中郡の大磯に手に入れました。


その土地へのアプローチには錆びた鉄板が敷かれ、

そこにはショベルカーやユンボなどが放置?(笑)されています。

現場を見に行った時、まさにそうした親父との記憶が甦ってきます。

小さい頃、勝手に鍵をくすねてショベルカーを運転してひっくり返したことなど・・・


30年以上も経った今、その「働く車」たちを見れば、そのデザインに何故か興奮してきます。

" 仕事をする " その機能を追求したデザインはタフでワイルドでワクワクさせられます。

力強いキャタピラ、乗り込む際のタラップ、露出された配管やダンパー、

ボディーにダイレクトに加工されたチェッカープレートなど、


ものすごくデザインの可能性を感じることが出来ます。


車のボディー全体が機能的で、ジャングルジムのようによじ登ったり、ぶら下がったり、楽しくて仕方がなかったです。

うちの親父の職種は、「3K」などと呼ばれ、

時代の開発の流れと近年の世の動向にもまれ大変な時代を生きてきたと思います。


僕は僕で呑気に車たちのデザインに感心させられていますが、

塗装が剥げ尚もかつ今も現役で " 働いてくれている " 奴らを見ると

僕は僕で胸が締めつけられるんですね。

by pandemic | 2008-06-25 12:25 | 日課牧歌


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