PANDEMONIUM/大混乱!?の現場から

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2008年 04月 22日

TOKYO SHOWROOM

4月に入り、物件物件の打合せの点を線で結ぶように、出来る限り移動を「徒歩」にして、

1日2万歩を目標に、さまざまなインテリアのショールームを見て回っています。

ある意味、東京の街自体がショールームみたいなもので、現在もあちこちで建築の立て替えが進んでいます。

現在都内の3本のレジデンスタワー系のアパートメントのインテリアコーディネートのお仕事を頂いています。

それぞれのお部屋がリビングからは圧倒的な眺めで、新しい生活感の構築が要求されます。

物件のクライアントは皆、独身。

皆様、それぞれの価値観を引き出し、まとめ、昇華展開できるよう努力しています。

マテリアルはもちろんのこと、ちょっとの隙も許されないような空間ですが、不思議と癒され落ち着きます。

Appleのスティーブン・ジョブズの部屋は、ただただ大きい部屋に、

クッションみたいなものがぽつんと置いてあるだけだったそうです。(当時ZEN=禅に傾倒していたそう)

日常のオンタイムに激しく働いているひと程、オフの時間はシンプルにクールに過ごしたいのかもしれませんね。

僕自身、ただダイニングは〜とかリビングは〜とか足し算のコーディネートはするつもりはありません。

バーテンダーがカクテルをつくるように、全く色みも味も異なるものをブレンド、シェイクして、

それを味わう方々を癒し、酔わし、どこかに連れて行ってあげたい。(笑)

そんな気持ちで、皆様のアパートメントにお伺いしては、空間の創造の思いを巡らしている毎日です。

by pandemic | 2008-04-22 05:06 | design-interior


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