PANDEMONIUM/大混乱!?の現場から

pandemic.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2004年 12月 13日

Rain Man -GOLD COASTの雨-

僕は自他共に認める雨男である。もちろんそんなこと偉そうに言うことではないが
今回のオーストラリアへの出張でもその雨男っぷりには自分でも恐れ入った。
12/4にブリスベン入りしちょっと空港が蒸し暑く感じたので粋がってTシャツになったけどいざ空港から出ればなんだか薄暗くむしろ寒い。あり!?小雨も降っている。迎えに来てくれたクライアントのMr.Takahashiは昨日まで暑くて大変だったとのこと。とりあえず僕が雨男であることなんてどうでもいいことなので、黙ってまだ見ぬHANAICHIへの期待に胸を膨らませた。この日はゲストとしてHANAICHIでかなりの時間を過ごした。オープン前準備中のお店の中を隅々まで見せていただき、お昼からは現地での施工監理をサポートしてくれたAndrewとともに食事をしながらゆっくりとお店を堪能した。(そのレポートはまた後日にアップさせていただきます。)一度はお店を離れブリスベンのシティをうろつき他のお店などをちらみしてきたけど、やっぱり夜のオープンのお客さんの入りが気になりもう一度お店に戻り出来るだけ目立たない、かつお店全体が見渡せる席を選びそこでひたすらお茶とお水で1時間程、クライアントを待ちながら過ごす。(我慢出来なくて何皿かお寿司を食べてしまったことは言うまでもありません。)その夜は10ヶ月に及んだ今回のプロジェクトを思い、お店の中でひとり嬉しくてお客さんが入ってくるたび何度か涙ぐんでしまった。
オーストラリアのブリスベンの地でこんな気持ちになれるなんて去年の今頃は思いもしなかったので正直生きてて良かったなどとかなり感傷に浸ってしまった。
12/5、ボス、Mr.Takahashiのここ数カ月の激務と慰労をかねてのゴールドコーストツアーに同行した。っが、昼からどしゃぶりの雨。それも車に穴があきそうな程の強い雨。僕自身7/24に台風15号の影響下での高速道路で生きるか死ぬかの大事故を起こしたこともあり、その記憶が蘇り極度の緊張の中ボスのベンツのシートに身をうずめた。ボスも僕の交通事故を話題にし気を使ってくれて、いつにもまして注意深い運転をしてくれた。視界も悪いFree Wayを1時間余りの道中でホテルにチェックインする。そんな天気だし外に出ることはせず、ボスも僕も少し疲れていたので夕食までベッドに潜り込んだ。夜は贅沢な台湾料理のもてなしをうけ、僕は記憶をなくす程の大酔っ払いで御機嫌な夜を過ごした。カーテンも閉めずに迎えた朝は、どす黒い雲におおわれたなんとも気分の悪い朝だった。いったいいつ晴れるんだろう。さすがに僕もだんだん不安になってきた。
Rain Man -GOLD COASTの雨-_c0001419_1944210.jpg


by pandemic | 2004-12-13 20:28 | journey


<< 世界にひとつだけのHANAICHI      DEC.2004 ブリスベン出張記 >>