PANDEMONIUM/大混乱!?の現場から

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2005年 02月 10日

丘の上での上棟式

横浜のとある丘の上での新郊住宅地での上棟式。

駅からほどなく歩き、上り坂を登りはじめれば、間口の広いゆったりとした敷地に住宅が立ち並ぶニュータウン。僕らが今回設計監理をするその敷地に初めて訪れたのは去年の今頃。そこは丘の上の分譲地でいくつかのハウスメーカーの注文住宅がたっているだけの造成区画のみされた場所だった。周りを見渡せば道を挟んだ丘のふもとには手付かずの梨園があり、ここも昔は梨園だったんだろうなと感じさせる。あたりを散歩すれば隣接した区域にバブル期に開発されたニュータウンがありここは電線などのライフラインが地下埋設で、キョロキョロ散歩をしていれば、自然とまちの空気が変わるのを感じることができる。

そのような環境もこの1年で激変。空き地だった宅地には、各ハウスメーカーの住宅やらアトリエ系設計事務所が手掛ける住宅やらが乱立乱舞。その一画に遅ればせながら・・・と住宅を建てさせて頂くのである。外に目を向ければ周りはそれこそショートケーキハウス村であるから、なんとも悩ましい。また敷地にはこれまたなんとも悩ましい電柱。絶好の場所にニョキッとたっていて、移設の申請はしてみたものの、少しの移動しか認められず、当然それに対応するべくプランの変更修正を余儀なくされる。

計画開始から約1年。とにもかくにも、こうして無事上棟式を迎えられたことは大きな喜びで、まずはみなひと安心。クライアントも目の前に1日で立上がったご自宅の骨組みを前に興奮しているご様子。上棟式も陽が落ちて肌寒くなってからも、しばし和やかな雰囲気で時間は過ぎ、後ろ髪を引かれながらも皆帰路につく。そうです何せこれから大事な北朝鮮戦がありますからあ〜


丘の上での上棟式_c0001419_1633338.jpg

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by pandemic | 2005-02-10 16:28 | design-architecture


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