PANDEMONIUM/大混乱!?の現場から

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2005年 01月 12日

鬼胡桃

僕は材料を選ぶ時、人が触れたくなるような質感を求めます。
言い方を変えれば、僕は建築を通して人に触れる事が出来るので思いの込められる材料を好みます。逗子・小坪の現場においても、訪れるゲストが触れる部分、上がり框、階段の段板、手摺、そして床材等。クライアントと共に、様々なシーンをシュミレーションし材料を決めていきます。写真は玄関の上がり框の鬼胡桃=「おにぐるみ」。目は繊細でやさしく品があり、触った感じは柔らかく、色は淡い薄桃色。鬼とつきますので鬼瓦などと同様、魔除の意があります。

海でひとしきり遊んで帰った時に裸足で歩き回っても気持ちのイイ感触。
エントランス空間に与える安心感と重厚感。
僕らは色んな思いを込めて材料を決めています。

本日これから今年初めての現場定例。探しに探した壁材が入ってきているはずなので今からかなり楽しみです。
鬼胡桃_c0001419_10321422.jpg

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by pandemic | 2005-01-12 10:34 | design-architecture


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