PANDEMONIUM/大混乱!?の現場から

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2005年 04月 30日

オヤジの家 - OSM 01 -

オヤジの家

未だ退院できないオヤジは、このゴールデンウィーク1泊の仮退院を病院からもらった。僕はそのタイミングで実家に秘書(愛娘ですん・・・語尾ぱくりです。Y氏すんません)を連れて打合せに行ってきた。

ところが、そこには打合せどころでない家族と、その一族でもあるarchitectがただただ時間を浪費し、哀しく切ない時間が流れてしまった。



痩せ細り、目がうつろなオヤジには全く集中力がない。
図面を眺めているだけで大した反応は感じられない。
母親は、父や僕に気遣いながらも真剣に図面を眺め、いくつかの質問を僕に繰り返す。それでも、親父の会社のことや、今回の新築の為の準備や段取りに追われ実はストレスを溜め始めている母親。立振舞いの端々に心中穏やかでない言動が垣間見れる。

なんかキナ臭いなあ~
(長年二人の子供でもありますから、何やら始まりそうな不穏な空気には敏感です。)

そして引越し先を決めるための不動産屋さんに行く車中で山と海は激しく激突する。寡黙でどっしりと振舞う穏やかな山のような「父」。湘南生まれの湘南育ち、明るく活発でちょっとラテンな激しさを持つ「母」。

もうグシャグシャです。あまりに激しくみっともないのでエントリーはここまでですが、プロジェクトも暗礁に乗り上げる寸前までいきます。

僕昔から二人の激突場面は苦手です。実は辿れば辿るほど原因や発端は僕にあったりするので立振舞いをひとつ間違えれば火の粉はたちまち僕に降りかかってきます。何はともあれ、僕はプロジェクトの船頭でもありますから、しばし二人の間に挟まり、和解交渉に終始します。

はあ~~~~あ。(物凄い深いため息。)
前途多難な幕開けですが、頑張ります。(はい)

by pandemic | 2005-04-30 19:19 | design-architecture


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